身体と精神に障害のある三男兄は
右足を臀部を含めた場所から切断している
しかし、左足で運転できるように改良された軽自動車を持つ
週に1度の作業所と4週に1度の受診を自分で運転する
知らない道は走れない
マニュアル通りの運転
いつだったか、元気だった頃の母と
一緒に出かけようとしたが、
いつまで経ってもエンジンをかけようとしなかったらしい
「どうしたの?」と聞くと
「シートベルトをしなきゃエンジンはかけれない」
それは絶対なのだ 😅
対人緊張もあり、あまり人前に出ようとはしない
私が呼び寄せるまでは母と2人で暮らしていた
その殆どを自分の部屋でゴロゴロして過ごしていた様子
障害のある兄を不憫に思い
母は何から何まで手を出す
「自分で出来ることはさせないと」
「両手はあるんだよ」
そんなことを母に言ってはみるが
手を出さずにはいられないのだろう
気持ちは理解できるが
それでは出来る事も出来なくしてしまう

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