元つれあいの家へ

maronの介護日誌

昨日、息子が印鑑証明を持って来てくれた

市営住宅入居の連帯保証をお願いしたのだ

快く承諾してくれた息子に感謝しかない

息子と2人で元つれあいの家へ行く

13年前、体一つでこの家を飛び出した

2階へ上がると 

住人が居なくなった部屋は時間が止まっている

手付かずの埃の溜まった部屋に入ると

なんとも言えない思いが込み上がる

この家で30年余り 子供達と過ごした

引越しを機会に この家も片付けなければ

あの頃の怒りと悲しみと寂しさも

年月とともに薄れ 

顔も見たくなかった 元つれあいにも

「歳とったなー」 そんな思いしか湧かなかった

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