残念な気持ちになる

母のこと

チャイムが鳴り応対すると

上の階の住人 知的障害の56歳の女性とそのお母様

「お姉さん バルーンが飛んでるよ」

空にポッカリと浮かんでいる無数のバルーン

ちょっと遠く離れてはいるけど

たくさん飛んでいるのが見えた

「教えてくれてありがとう😊」

時を同じくして息子夫婦から

バルーンを見に行ってきたよー とLINEが入る

母は昨日 拗ねた様子で一日中 ベッドの中だった

声掛けをすると食事の時だけ起きてきた

ホント子供のようだ

自分の要求が通らないと拗ねてしまう

「私は3ヶ月ごとにパーマをかけていた」

母の この言葉に

「年金だけじゃ食べて行けないって言うから

私は節約して毎月3万仕送りしてたのに

お母さんの贅沢のために私はお金を送ってたの?」

私の問いかけに 母は口を詰むぐ

意地悪な問いかけだったけど

直球で言わないと母には伝わらないのだ

母の言動に感情的になることはないけど

いつも残念な気持ちになってしまう

仕方ない 私を産んで育ててくれた人だ

今週 水曜日からデイなので

出かけると また 気分も変わるだろう

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