母は昭和一桁生まれの女性なので
今では差別用語となった言葉を平気で使う
その都度 今はそんな言葉を使っちゃいけないことを
説明するが そんなことお構いなしである
我家の上の階に住まわれている母娘
娘さんは50代で知的に障害があるとのこと
お母さんは多分80前後だろう
買い物に出られた母娘と遭遇
初めて娘さんと逢った母
嫌な予感は的中する
「娘って聞いてたけど息子なの?」
「あの子は喋れるの?」
「誰が見ても障害者と解る」
「3歳くらいの知恵だろう」
母は思ったことを全て口に出す
言わずにはいられないのだ
その度に
なんで この人はこうなんだろう と
複雑な気持ちになる
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