イヤと言えない

maronの介護日誌

毎朝、団地へ行き窓を開け

サーキュレーターで空気を入れ替えしている

何年か閉め切られていた為に

中に入ると特有の匂いがして気になるのだ

夕方、窓を閉めようと思っていたら

まさかの雨 慌てて閉めに行った

最近、兄は引越しで環境が変化するための不安か

深夜3時頃覚醒しているようだ

基本的に20時に睡眠薬を服用するので

朝まで覚醒することはなかったのだが

あまり良い状態ではないのだろう

そこに加え在宅支援を受けている事業所から

毎日、来所するように言われたと

どういうことか、聞くと

引越しで荷物が散乱するので

作業を無くしたり、汚したりするといけないから、と

    いや、いや‥   

そもそも毎日通所できるなら在宅支援なんかしてないし

突然そんなことを言って本人を不安にさせないで欲しい

行かなくて良いよ、と本人に言うも

事業所のスタッフの言葉は絶対で

朝食を食べながら「行ってくる」と言う

私がそこまで気を回さなくても良いのだろうが

イヤ、と言えないのが兄の障害でもある

そして無理をして精神疾患を抱えることになった

ストレスに直面する度に何度も入退院を繰り返した

私の不安は尽きない

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